結婚による改姓で尊厳を傷つけられ、生活上の不利益を受けている人々がいる。放置することは許されない。今国会で選択的夫婦別姓制度を実現させる必要がある。 　夫婦の姓を巡り、野党3党がそれぞれ提出した法案が衆院法務委員会で審議されている。

中国が日本産水産物の輸入を一部再開する手続きで日本と合意した。科学的根拠に基づかない禁輸は速やかに全面解除すべきだ。

筑波大が、三つある人文系の学類（学科）を2029年度に統合し、その上部組織である学群（学部）も改組する方針であることが、関係者への取材で判明した。中央教育審議会（文部科学相の諮問機関）は、少子化を理由に大学など高等教育機関の再編・統合が必要とする答申 ...

筑波大の文系学類（学科）統合は、かつての人文社会科学系学部の廃止騒動を思い起こさせる。背景にあるのは「実学が重視され、文系学部は軽視されているのでは」という研究者たちの懸念だ。

当然の結果だ。判決を聞き、ストーリーありきのデタラメな捜査の実態を取材してきた私はそう感じた。

なるほドリ　新しいスーパーコンピューターが開発されると聞いたよ。 　記者　神戸（こうべ）市にある理化学研究所（りかがくけんきゅうしょ）（理研）の「富岳（ふがく）」の後継機（こうけいき）のことですね。今の富岳は1秒間に約44京（けい）回（京は兆（ちょう ...

高校3年生の私は今、「将来」という言葉と向き合っている。 　高校進学のときには、4歳から始めたサッカーの技術をさらに高めたいという気持ちがあった。周囲の方々の協力を得て、自分にとって最高の高校を選び、進学することができた。

もうすぐ参院選だ。国政選挙があると、点字毎日は、点訳や点字印刷の実績が豊富な全国の点字出版施設とプロジェクトチームを組み、国から委託を受けて選挙公報の点訳に取り組む。

気温の上昇とともに半袖を着る機会も増え、押し入れに眠っていた「ネッククーラー」や「クールネックリング」と呼ばれる熱中症予防アイテムを引っ張り出している家庭も多いのではないだろうか。これからの季節に手放せない冷却グッズだが、劣化による液漏れに気づかず装 ...

「多様性」という言葉を最近よく耳にする。障害のある人や性的マイノリティーのことを想像しがちだが、もっと身近な、たとえば家族や友人などといった人たちも「多様性」の中に存在する。

「少子化のワナ」という言葉があるそうだ。出生率が長期間、低水準で推移すると「シルバー民主主義」の弊害が生じ、更なる少子化を生む政策が作り出される。人口動態の研究者、天野馨南子（あまの・かなこ）さんの著書「まちがいだらけの少子化対策」で知った▲中高年向 ...

コメの関係閣僚会議でコメの増産に向けた水田対策の議論を始めることが打ち出された。2025年夏以降に収穫する主食用米は増産される見通しだが、地方を中心に農家は高齢化で減少し、都市部への人口流出で後継者がなかなかいないのが現状だ。コメの増産を続けるには多 ...